ベクトルって何?物理におけるベクトルの解説
こんにちは!
現役国立理系大学生のやすです!
とつぜんですが、あなたはベクトルの定義を
答えることはできますか?
1度目をつむって考えてください。
意外と難しくないですか?
しかし、これがわかっていないと
力学はどんどん難しく感じてしまいます。
そこで今回はベクトルとは何なのかを解説し、
さらにわかりやすいベクトルの書き方まで
お教えします!
まず、ベクトルとは何なのか、
それは
大きさと向きをもった量
のことです。
と、言われてもなかなかイメージしづらいですよね。
わかりやすいように例を見てみましょう。
たとえば、
「速さ」と「速度」
この2つは同じ意味だとおもいますか?
違うんです!
物理の世界では速さと速度は違うものとされています。
それぞれ、「速さ」は「速度」の大きさ
「速度」は「速さ」に加えて、運動の方向まで表しています。
そして、「速度」はベクトルで表します。
このように具体例があるとベクトルというものが分かりやすく感じますよね。
それでは、ベクトルについて理解したところで
次はベクトルの書き方について解説します。
先ほども言った通り、ベクトルとは
「向き」と「大きさ」をもった量
であるので、ベクトルを書くにはその二つの要素がわかればいいわけです。
それでは、実際にベクトルを書く際の手順を
解説していきます。
ベクトルを書こう
① 問題文から運動又は力のなど、ベクトルで表されるものの「向き」を把握する。
② ①同様にベクトルの「大きさ」を把握する。
③ ①②で得た情報から正しいベクトルを矢印を使って書く。
以上です。
簡単ですよね?
このベクトルを理解するという一手間で
力学の難易度は段違いになります。
是非、一度ベクトルについてしっかり理解した上で力学の問題を解いてみてください!
きっと、以前より簡単に解けるはずです。
これで今回の記事を終わります。
読んでいただきありがとうございました!